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あさりのアロース(スペインの炊き込みご飯)
ここ最近バタバタしてまして、新しい料理本を買ってませんでした。
もうすこし野菜や魚介類のレシピを増やしたいなあ、と思ってたので
今回はスペイン料理のレシピ本を買ってみました。
第一弾がこれ。
スペインでは「パエリヤ」と「アロース」という米料理があるようで
パエリヤは水分が少ないもので、アロースはご飯に近いぐらいのものだとか。
今回の材料は以下です。
- あさり 1パック(恐らく20個ぐらい入ってた)
- 赤ピーマン 4個(緑のんがなかったので代わりに使った)
- にんにく 2かけ
- イタリアンパセリ 6本弱
- オリーブオイル 大さじ5
- お米 3カップ
- 魚のスープ(、と書いてあったが、いりこだしで代用した。魚のスープには違いない)
作り方は以下の続きから
- まずはあさりの塩抜きをしておく。
500ミリリットルに対して塩大さじ1の割合の塩水につけてフタをして2時間ぐらい放置。
食塩ではだめ、という話を聞いたが我が家は粗塩以外使った事ないので未確認。 - ピーマン、ニンニク、パセリをみじん切りにしておく。
- さて調理開始。まずは大さじ5という普段では考えられない量のオリーブオイルをフライパンで熱する。
米3合を炊きあげる、という事なので大きめ、そして若干の深さのあるフライパンを使おう。
土鍋でも全然かまわないはず。
火は弱火で。まずはピーマンを炒める。
- 弱火で焦がさない様に炒め、しんなりしてきたら次はにんにくを投入。
あせらず弱火でじっくりとじっくりと。部屋の中の香りが一気に海外に(笑)
- にんにくがほんのりきつね色になってきたぐらいに米を投入。
米は洗わないのがポイント。
どうしても気持ち悪いという人は無洗米を使ってくだせえ。
- 根気よく鼻歌まじりでざくざくと混ぜているとこんな感じの色になってくる。
これぐらいにあさりも投入。(もちろん塩水を切ったものである。)
赤ピーマンの色が移っているのでこの色だけど、緑ピーマンなら恐らく緑っぽくなってるはず。 - 別の鍋であらかじめ用意しておいたいりこだしカップ4をここで追加。
ここで火を中火にして煮立ってくるのを待つ。
そして煮立ってきたら、ポイントその2「決してお玉などで混ぜてはならない」そうだ。
混ぜてしまうと米の粘りが出てしまうらしい。
なので、フライパンを前後に揺するのがスペインでのやり方なのだそうです。
やってみるとおもしろいぐらいに米が立ち上がってきて納得しました。 - 5分ぐらい鍋を揺すったのがこの状態。
ほとんど水分が飛んでるのがわかると思う。中央はレンズが曇ってしまっていますが(笑)
ここでパセリを投入。塩で味付けも行う。
今回は小さじ1ぐらいの塩を投入。そして気持ちはわかるが「混ぜてはなりません」。
フタをして弱火にして、20分ぐらい放置してできあがり。
ざっと1時間弱で出来上がったあさりごはん。
炒り子だしを使ったので、正直どんな味なんだろう、と思ってましたが
さすがはオリーブオイル大さじ5とにんにく2かけ!
見事に海外のフレーヴァーでございました(笑)
オリーブオイルは業務用スーパーとかに行って大きいサイズを買わないと
あっという間になくなってしまいそうですねえ。
「米を洗わない」「混ぜずに揺する」この二つを知っておくとパエリヤ作る時にも役立ちそうです。
今回買った本はおおつきちひろさんの書かれたこの本。
僕は料理の本を買うときは「家庭料理である事」「その国の食文化の事を詳しく書いてある事」を
とても重要視するのですが、この本はこの二つをばっちりと満たしています。
ただし、レシピと完成品の写真だけで途中経過がほとんど掲載されていないので
料理に不慣れな人には若干敷居が高いかもしれません。
1日に5回も食事をする、というスペインの食文化。
いつか行く事になったら堪能したいもんですねえ。
それまでは本を見ながら、食べる疑似体験を重ねてまいりましょうか(笑)
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2014年 11月 05日
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